Diary
12月12日(金)
給餌が始まって5日目にして、やっとタンチョウたちが集まってきました。
9時半頃には80羽ほどがやってきて、のんびりとしていました。まだ撒かれ
ている餌の量は少なく、食べずにダラダラ給餌場にいるだけというものもい
たのですが、明日からはそれなりの量が撒かれると思います。急に数が増え
たわりには動きは少なく、集団でいることに慣れてしまった感じです。
12月11日(木)
オオワシが日の出をじっと待っていました。もう少しで日が昇って朝日を浴
びるというところで雲が広がってしまい、光は射し込んできませんでした。
冬になるとちょっと陽射しがあるだけで暖かさを感じられますから、マイナ
ス10℃以下の中で夜明けを待っていたオオワシにとって、朝日の光はとても
暖かく感じられるものだろうと思います。どんな気持ちで夜を過ごしている
のか、話を聞いてみたいものです。
12月10日(水)
ちょっと給餌場もにぎやかになってきました。まだ数は少ないですが、集団
でいることに慣れていないので、小競り合いが多く動きもありました。これ
で雪が積もっていたり霧氷がついていればかなりいい絵になったシーンがた
くさんありましたので、これからに期待したいです。タンチョウが来る前に
はシマエナガが長いこと遊んでくれて、大満足です。
12月9日(火)
今日の夕景もきれいでした。このところ気温変化が大きくて、溶けたり凍っ
たり雪がふったりしていて、湖面の凍結具合も日々変わっていますね。先日
までいたハクチョウも姿がなく、どこかに移動してしまったようです。この
湖もすぐに全面凍結するということでしょうか。雪原のようになってしまう
と変化もなく平凡なので、この変化のある時期を楽しんでおきたいと思いま
す。それにしても暖かいですね。
12月8日(月)
本日からタンチョウの給餌が始まるというので、早速見にいってみました。
まだ周辺にいるタンチョウたちは給餌が始まることを知らないようで、ぜん
ぜん姿はなく、給餌前に来ていたタンチョウも給餌人の姿を見て飛んでいっ
てしまいました(笑)。これから一週間くらいで周りにも周知されて集まっ
てくるようになることでしょう。今夜も雪が降るはずなので、明日も様子を
見に行ってみようと思います。
12月7日(日)
このところ足跡は見ていたものの、ぜんぜん姿を見ていなかったエゾリスに
会えました。しばらくて見ていると、秋の間に埋めておいたクルミなどを掘
り出して食べていました。時には掘り出したと思ったらすぐに埋めてしまう
ものもあって、その違いはなんなのだろうと思いました。埋めたクルミにも
早く食べてしまった方がいいものとかあるのでしょうか。
12月6日(土)
やっと湖面が凍りはじめて面白い表情を見せてくれるようになりました。と
はいえ、日中の気温が高いので風が強く吹くようなことがあれば、また溶け
てしまう程度の凍り方でした。先日見かけたカワアイサの群れは、もう渡っ
てしまったようで全く姿がありませんでした。こんなふうに湖面が凍ること
が分かっていたのでしょうか。今夜は少し雪が降るようなので、明日には違
う景色になっているかもしれませんね。