Diary



12月26日(金)


気温の高い日が続いているせいかタンチョウの動きは地味になっていて、な
かなか面白いシーンを見つけるのに苦労しています。今日は鳴き合っている
親と一緒に幼鳥も鳴いていて、この頃から親を見て練習しているのだなと思
いました。この子は後からついて鳴いていたので、女の子なんですね。それ
とも子供の頃は関係ないのでしょうか。そんなことを考えながら見ていると
時間もあっという間に過ぎてしまいます。               


12月25日(木)


部分的にですが、霧氷がついてきれいな景色になっているところがありまし
た。これで青空でも出てくれれば最高なのですが、霧氷がつくような条件は
曇天のときの方が多いのですよね。相変わらず気温が高く、足元はツルツル
になっていて危ない状態なので、怪我をしないように気をつけないといけな
いですね。今の状況だとしばらくは楽しめるのではないかと思います。  


12月24日(水)


朝のうちはちょっと雪混じりの雨。その後は曇天でしたが、なんとなく予感
があって夕方になるまで待っていたら、雲の切れ間から一瞬だけ光が差し込
んで、イメージしていた景色を見せてくれました。このところの天気は変わ
りやすいので、変化がありそうなときはのんびり待ってみるのが吉ですね。
しかし気温が高く、雪もどんどん溶けて春のような感じです。年末年始にか
けて少し雪を補充しておいて欲しいです。               


12月23日(火)


日の出の頃からウロウロしていましたが、どうも天気とタイミングが合わな
くて、移動していくと雲が広がって光がなくなってしまいました。途中から
方向転換して反対側に向かったら、今度はスッキリと晴れてくれていろいろ
撮影できました。いつもと違う雰囲気の撮影もできたので、反対側に向かえ
ということだったのでしょう。自然の導きに従えれば、いい景色を見せても
らえることが多いので、自然の声を聞けるようにしたいものですね。   


12月22日(月)


気温が高めだと冬らしい景色になる場所もあります。ここでは霧氷というか
雨氷というかちょっと中途半端な感じではありましたが、遠目には美しい景
色が見られました。雲の境目だったので天気が変わりやすく、雪が降ってき
たかと思えば雲の切れ間から陽射しが出てきて、いい光を捉えようとすると
タイミングが難しかったです。でも、変化のある景色は楽しいですね。  


12月21日(日)


気温が一気に上がり朝も氷点下にならないくらい暖かかったです。タンチョ
ウものんびりしていてあまり動きがなく、本当に春になったような感じでし
た。午後には雨も降り出して、だいぶ雪も溶けてしまったのではないでしょ
うか。ここまで暖かくなるのは意外で、もう一度雪が降っておいて欲しいく
らいです。もちろん、例年通りの乾いた雪ですけどね。         


12月20日(土)


ハクチョウの様子を見に行ってみたら、集まっている数は例年通りという感
じでしたが、あまり食べ物がないのか人を見ると寄ってきていて、給餌のと
きはいつも以上にケンカが多い感じがしました。クマも食べ物が少ないと言
われていますが、水辺でも変化があるのかもしれません。そう思って湖畔を
見ていたら、いつもは打ち上げられている水草もない感じでした。水草が減
ってしまったのかハクチョウが食べ尽くしたのか分かりませんが、ちょっと
いつもと違う感じがしました。