Diary
12月9日(火)
今日の夕景もきれいでした。このところ気温変化が大きくて、溶けたり凍っ
たり雪がふったりしていて、湖面の凍結具合も日々変わっていますね。先日
までいたハクチョウも姿がなく、どこかに移動してしまったようです。この
湖もすぐに全面凍結するということでしょうか。雪原のようになってしまう
と変化もなく平凡なので、この変化のある時期を楽しんでおきたいと思いま
す。それにしても暖かいですね。
12月8日(月)
本日からタンチョウの給餌が始まるというので、早速見にいってみました。
まだ周辺にいるタンチョウたちは給餌が始まることを知らないようで、ぜん
ぜん姿はなく、給餌前に来ていたタンチョウも給餌人の姿を見て飛んでいっ
てしまいました(笑)。これから一週間くらいで周りにも周知されて集まっ
てくるようになることでしょう。今夜も雪が降るはずなので、明日も様子を
見に行ってみようと思います。
12月7日(日)
このところ足跡は見ていたものの、ぜんぜん姿を見ていなかったエゾリスに
会えました。しばらくて見ていると、秋の間に埋めておいたクルミなどを掘
り出して食べていました。時には掘り出したと思ったらすぐに埋めてしまう
ものもあって、その違いはなんなのだろうと思いました。埋めたクルミにも
早く食べてしまった方がいいものとかあるのでしょうか。
12月6日(土)
やっと湖面が凍りはじめて面白い表情を見せてくれるようになりました。と
はいえ、日中の気温が高いので風が強く吹くようなことがあれば、また溶け
てしまう程度の凍り方でした。先日見かけたカワアイサの群れは、もう渡っ
てしまったようで全く姿がありませんでした。こんなふうに湖面が凍ること
が分かっていたのでしょうか。今夜は少し雪が降るようなので、明日には違
う景色になっているかもしれませんね。
12月5日(金)
スーパームーンということで月の出を見に行ってみました。到着したときに
は雲が出ていてみられるか心配していましたが、月が出る頃には雲もほとん
どなくなり、すっきり晴れてきれいな満月を見ることができました。ここか
ら見ているとそれほど月が大きい感じはしなかったものの、普段より10%程
度大きく見えているそうです。何より満月は月に一回しかチャンスがないの
で、見られて良かったです。
12月4日(木)
朝のうちまで雪が降り、地面が白くなる程度に積もりました。タンチョウの
様子を見に行ってみると、この程度では問題もないようで畑でのんびりとし
ていました。地面もそれほど凍っていないようで掘り返した跡もあり、生活
には支障ないようでした。例年なら凍っている湖もまだ凍っていないので、
昨年以上に暖かいということかもしれません。それでも真冬日になっていた
ので、人間的にはそれなりに寒いのですけどね。
12月3日(水)
湖畔の木の上でオジロワシが水面を見つめていました。下には魚の姿でもあ
ったのでしょうか。まだここの湖面は凍っていませんが、しばらくすれば湖
も氷に覆われてしまって、獲物を探すのも大変になっていくことでしょう。
今夜からは雪も降るということなので、いきものたちにとっては一段と厳し
い時期になっていきます。こういった大型の野生動物が生きられる環境をい
つまでも残していけるような生活をしたいものですね。