Diary



12月3日(水)


湖畔の木の上でオジロワシが水面を見つめていました。下には魚の姿でもあ
ったのでしょうか。まだここの湖面は凍っていませんが、しばらくすれば湖
も氷に覆われてしまって、獲物を探すのも大変になっていくことでしょう。
今夜からは雪も降るということなので、いきものたちにとっては一段と厳し
い時期になっていきます。こういった大型の野生動物が生きられる環境をい
つまでも残していけるような生活をしたいものですね。         


12月2日(火)


昨日の雨で湿度も上がり、朝は霧氷でもつくのではと期待して出かけてみた
ものの、まったくついていなくて期待外れとなりました。そのまま帰るのは
もったいないのでウロウロしていたら、カワアイサの群れが渡ってきていま
した。毎年やってくる群れだと思いますが、数日でいなくなってしまうので
出会えてよかったです。一度近くで見たいと思っているのですが、警戒心が
強く、かなり遠いのですよね。                    


12月1日(月)


雨のあと晴れるという予報だったので、タイミングを見計らって出かけてみ
たら、見事な虹を見られました。最近は天気の変化も急なことが多く、ある
部分ではチャンスですが、いい場所にいられるかどうかは運次第ですね。こ
のあと二匹目のドジョウを狙って移動したのですが、そこは日没まで雲の中
のままでした(笑)。またいいチャンスがあることを期待しています。  


11月30日(日)


今日も雪が降るという予報があったので、そのタイミングで出かけてみたの
のの、チラチラと降っただけで積もるようなことはありませんでした。地道
に被写体探しをしていたら、水たまりにできた氷がワシの顔になっていまし
た。そういえば氷もあまり撮影していないので、氷をある程度撮影してから
積もるようになってくれた方がいいですね。北海道ならではの贅沢な悩みか
もしれませんが(笑)。                       


11月29日(土)


起きてみると予想をしていなかった積雪で一面白くなっていました。雪という
よりは霰という感じなのでしょうか。すぐに溶けてしまいそうだったので、慌
てて撮影に出かけましたが、晴れていると溶けるのもあっという間でした。昼
前には元の景色に戻ってしまっていました。地味で被写体探しに苦労している
ので、早く雪が積もって欲しいところです。今シーズンの根雪は何時ごろにな
るでしょうか。                            


11月28日(金)


夜明けの頃はけっこう強い風雨で、午前いっぱい雨でした。雨があがってか
ら近所をまわってみたものの、昨日と同じようになかなか被写体を見つけら
れなくて、どんどん視点が小さくなっていきました。最後にはこの数ミリと
いった小さな赤い実を見つけてマクロ撮影しました。水滴がついていたので
撮りましたが、なければ撮らなかったかもしれませんね。雨上がりのタイミ
ングで出かけて良かったです。                    


11月27日(木)


湿原のあたりで色がないかと探してみたのですが、今シーズンは木の実など
がまったくといっていいほど残っていないですね。ツルウメモドキやナナカ
マドといった赤い実などは残っていれば目立つはずですが、けっこう走って
みても見つけられませんでした。途中で見かけたエゾシカは、わずかに生え
ている緑の草を一生懸命に食べていて、私のことなど気にしていないような
感じでした。エゾシカの食べ物も少なくなっているのでしょうか。