Diary

10月31日 東京はあまり天気が良くなかったのでしょうか? 長野県の浅間山を登ってきました。毎年夏にでか けていた場所でしたが、この夏はぜんぜん出かけ ることができなかったのでした。        ただ、同じシーズンにばかり出かけていると、見 られる景色にも変化がなくて、飽きてきてしまう んですよね。今回は、はじめて秋のシーズンにで かけてみたわけですが、なかなかよかったです。 浅間山は標高が2500mほどあり、まだ活動を続け ている活火山です。ちょっとまえにも噴火があっ て、頂上近くでは硫黄の臭いがします。     登山口から火山館というところまでは、約4kmの 行程で通常なら1時間も歩けばついてしまう気楽 な登山道です。しかし、今回はゆっくり撮影しな がらだったので、登るまでに4時間以上かかって しまいました。                紅葉の方はというと、登山口のあたりは広葉樹が 黄色く色づいていて、しばらく登っていくとカラ マツの紅葉が見られます。広葉樹の葉が落ちてし まったあたりでも、ツツジの真っ赤な紅葉がみら れて、なかなかきれいです。          登っていくと、どんどん景色が変わっていって、 とても楽しい撮影になりました。        浅間山はこのシーズンでも、ほとんど人に会わな いようなひっそりとした場所なので、私はとても 気にいっています。もう、紅葉は終わりですが、 雪が積もったらまたきてみたいです。それにして も、本当に雪は降るのでしょうか・・・    
10月27日 見事に天気に裏切られてしまいました。朝か ら、シトシトと雨が降っていて、期待してい たような鮮やかな紅葉は撮影できませんでした。 本当なら、朝は6時くらいから日が当たりは じめるので、早起きして撮影しようと思って いたのですが、目が覚めると雨が屋根をうつ 音・・・。せっかくですから、朝飯の前に温 泉に入って体を温めました。        天気予報では、午後からかなり強く雨が降る ということなので、食事をすませてすぐに撮 影に出かけました。雨は強くなったりほとん どやんだりという状態でしたので、まだ十分 に撮影できます。ただ、風があるとブレる心 配があるので、それだけが気になりました。 けっこうきれいに紅葉している樹もあって、 晴れていればもっといい写真が撮れたはずで す。もう1日撮影を伸ばしてしまおうかと思 いましたが、明日の朝まで雨が続くというこ となので、諦めることにしました。     撮影は、昼頃までがんばって続けて、かえる まえに、”せせらぎの湯”という無料で入れ る野天風呂で体を温めてから家路につきまし た。昔はかなりボロイ建物だったのですが、 ずいぶんきれいになっていたし、雨が降って いても、湯温が下がるということなくなった ようです。                帰りの高速道路は、ほぼ順調でしたが、強い 雨が降っていたために、スリップしてガード レールに突っ込んでしまった車などがありま した。ときどき強い風も吹いてきたりして、 危ない状態ではありましたね。       まだ、乗鞍の紅葉は楽しめそうです。この週 末だと、梓川ダムよりも上がいいのではない でしょうか。道さえ混まなければ、もう1度 撮影に行きたいところです。もし、どなたか 撮影に行かれたら、情報下さい。      10月26日 朝からいい天気で、雲ひとつない晴天が広が りました。霧が峰という地名は、1年のうち 250日以上霧が出るということでついたもので すから、こんな天気は珍しいですね。    霧が峰の紅葉は、ちょっと来るのが遅かった ようで、広葉樹は葉が茶色になって散りはじ めています。モミがやっと黄色くなりはじめ たところです。              朝は予定通り4時には宿を出て、コンビニで 食事を買い込んだ後、一気に八島ヶ原湿原へ と向かいました。霧が峰へ登っていく途中の 様子を見たかったのですが、暗くてよく分か りませんでした(笑)。          到着したときは、まだ真っ暗でまわりの様子 も分かりません。ただ、月が出ていてくっき りと影が出ているのが分かります。そして、 地面の草を見ると、霜が降りています。かな り寒いわけですね。            うっすらと空が明るくなりかけた頃にカメラ を用意して、湿原へ降りました。途中の木道 にも霜が降りていて、うっかりするとすべっ て転びそうになります。静かに足を運んで目 的地に着くと、まだ青い空が水面に写り込ん でいて、まだ真っ黒に見える大地から浮かび 上がり、とてもきれいな風景でした。    期待していた靄は出ませんでしたが、いい写 真が撮れていると思います。雲が少しでもあ れば朝焼けが見られたはずですが、雲はひと つもなく、アッという間に明るくなってしま いました。その後は、月がきれいだったの で、少し撮影して、すぐに踊り場湿原へ向か いました。                日が当たると、湿原には一面に霜が降りてい てとてもきれいでした。寒くて手がかじかん でくるのもかまわず、どんどんシャッターを 切りました。けっこう、自己満足できました (笑)。日が当たるにしたがって、霜も溶けて しまい、30分ほどで撮影は終了となりました。 日中は、ススキを中心に撮影。けっこうたく さんススキが生えていてきれいです。先日、 箱根の仙石原に行って来ましたが、霧が峰の 規模の方が大きいと思います。       午後からは、乗鞍へ向かって移動。まだ紅葉 が見られるはずなので、せっかくなので撮影 していこうということです。一ノ瀬園地あた りは、もう紅葉も終わりでそれよりも下の森 がきれいに色づいています。        乗鞍について、宿を決めてから撮影に向かっ たのですが、すぐに太陽が山のかげに沈んで しまって、本日の撮影は終了です。しかし、 さっきの天気予報では、明日は天気がよくな いようです。せめて午前中だけでもいいか ら、日が差してくれたらうれしいです。だっ て、かなりきれいな紅葉に見えましたから。 本日も、温泉に入ってゆっくりしています。 では、お疲れさま。            おっとここで追加です(笑)。       久しぶりに、腹がパンクするほど飯を食いま した。別に宿のお釜が空になったというわけ ではなくて、すごく料理が豪華だったんです。 ここ数年の中では、ベスト3にはいります。 そのメニューはというと、鮎の塩焼き(柔ら かくて頭から食えました)、馬刺(けっこう 霜降りでした)、海老フライ(冷凍ではなく て、ぶっとい海老入り!)、鴨肉つみれの鍋 (地物の巨大ナメコもグッド)、かぼちゃの煮 もの(庭の畑産?)、山菜の佃煮、デザート にリンゴというもの。           私が最後に食堂から出てきましたが、他のテー ブルを見ると、いろいろ残ってました。      私も、ビールを頼んだことを後悔しています・・・。 いつもこれだけ豪華か分かりませんが、温泉も 24時間OKだし、1泊2日で7,300円(税別) と良心的なお値段。乗鞍にくることがあったら、 唐松荘に泊まってみて下さい。        ああ〜、苦しい! もう1度温泉入ろうと思っ ていたのに、しばらく動けません・・・    10月25日 やっと時間ができたので、逃げるようにして 撮影に来ているところです。今日は、山梨県 三富村の西沢渓谷を歩いてきました。ここは 冬になると渓谷が凍るので何度も撮影に来て いるし、去年もちょうど同じ頃に撮影に来て いました。                でも、去年とはずいぶん様子が違っています。 といういうのは、全然紅葉していないんです ね。去年は、紅葉が終わってしまっていて、 なんとか残っているものを捜して撮影した記 憶があったのですが、なんとか紅葉している ものを捜すという状態です。それでも、紅葉 しているものは、ほぼ去年と同じ樹だけで、 どう撮っていいものか考えてしまいました。 あとは、月曜日というのに観光客の多いこと。 秩父からすぐに来られるようになったため か、朝から駐車場は満杯だし、さらに観光バ スもどんどんやってくるし、道は狭いしで落 ちついて撮影はできませんでした。     なかには、ふだんはぜんぜん歩いていないと いうお爺ちゃんまでいて、フラフラ歩いてい るのを見ていると、いつ崖の下に落ちても不 思議じゃなかったです。そんなところに居合 わせてしまったら、いい迷惑ですよね。   本格的に紅葉を楽しみたいのでしたら、あと 1週間くらい後がいいのではないでしょうか。 もしかしたら、葉が落ちてしまっている可能 性もありますが・・・。          で、撮影が終わってから諏訪湖へ移動して、 今晩は諏訪湖温泉で宿泊です。明日は4時く らいに宿をたつ予定なので、早めの就寝とな ります。でも、久しぶりに温泉に浸かること ができました。満天の星空のもととはいきま せんでしたが、満足です。         今回の取材は、水曜日まで続ける予定です。 だいぶ、寒くなってきましたねぇ〜。   
10月24日 今年の紅葉は、相変わらずよかったという報告が 届いていません。全般に暖かかったせいで、色ず く前に、枯れてしまうようなのですね。     紅葉というのは、樹が冬眠にはいる前に余分な栄 養を使わないようにするために起きる現象です。 気温が下がってくるにつれ、すこしずつ葉に送っ ていた養分を止めてしまいます。そうすると、葉 のなかの、葉緑素が壊れて、ほかの色素が目立つ ようになるのです。いぜん書いた原稿をここに転 載しておきます。               どうして紅葉は起きるのか  日本にははっきりした四季があり、1年の終わりも近づいて 少し寒いと感じるようになる頃に、私たちの目を楽しませ てくれるのが紅葉です。毎日のように色を変えていく森の 姿を見ていると、季節の移り変わりも実感でき、楽しいも のです。では、なぜ緑の葉が赤や黄色に変わってしまうの でしょう。                       みなさんもご存じのとおり、植物の葉には葉緑素という緑色の 色素を持った植物の生活にはとても大切な細胞があります。 この細胞は、地中から吸い上げた水と空気中の二酸化炭素、 太陽光を利用してデンプンや糖分などの栄養を作り出す役目を 持っています。そして、二酸化炭素から炭素を取り出し、酸素 を空気中に吐き出します。この葉緑素があるために、葉は緑色 に見えているのです。                    紅葉するまでは、葉の中に大量の葉緑素が含まれていて、盛ん に栄養を作り出しています。植物が活発に活動していくには栄 養が必要です。しかし、寒い冬には、ほ乳類が冬眠するように、 活動をおさえて冬越しをします。秋になると、植物は冬を越す ための冬支度を始めます。冬になると紅葉する植物は葉を落と してしまいますが、それは葉と枝の間に「離層」といわれる切れ 目を作るためです。そのときに水や養分を運ぶ管も閉じてしま います。養分が送られずに細胞の栄養が足りなくなり、葉緑素が 壊れてしまうと、カノチノイドという黄色の色素が目立ってきま す。さらに葉の中に残った糖分が使われることで、アントシアニ ンという赤い色素ができてきて、赤く見えるようになるのです。 黄色く紅葉する葉は、アントシアニンを作ることなく落葉してし まうのです。                         きれいに紅葉するためには、適度な湿度、しっかりとした気温の 変化、十分な太陽光が必要です。1年をとおして見てみると、 春になり気温が次第に上がっていきます。梅雨の時期にはたく さんの雨が降り、夏にはたくさんの太陽を浴びるとともに気温も 上がっていることが必要です。そして、紅葉する前に秋雨が続い て気温が下がります。このような気候の変化がないと、きれいな 紅葉は望めません。例えば、冷夏だったり、夏がいくら暑くても 秋雨がなかったりすると紅葉する前に葉が痛んでしまいます。雨 が多すぎてもダメです。痛んだ葉は元気もなく、色も浅くなって しまうのです。                        紅葉は気温の下がるのが早い北の地方から始まり、しだいに南下 していきます。その南下していく様子を、地図上に線を引いていく と紅葉前線になります。紅葉の進む速度は、1日平均27キロメート ルといわれています。そう考えると、紅葉のきれいなのはわずか数 日ということになります。紅葉の便りが聞かれるようになったら、 自分の家の近くの紅葉はいつがきれいなのか予想してみるのも 楽しいでしょう。                      紅葉する葉にもいろいろな種類があって、身近なところで代表的な のは、モミジやクヌギなどでしょう。街路樹に植えられているソメ イヨシノやイチョウもあります。山ではツタウルシやブナなどがき れいです。これらの葉は紅葉が終わると落ちてしまう、落葉樹の仲 間です。葉の種類によっても、さまざまな色づき方をしますので、 それぞれの変化を観察してみましょう。また、日当たりの良いとこ ろと悪いところ、湿度の多い場所と乾燥しているところでは、どの ように紅葉するのか観察してみましょう。            なんか、難しいですが、そういうことらしいですよ。
10月23日 実に天気のいい1日でした。なにかいい写真は撮れ ましたか?                   先日、1冊の新書が届きました。秋月岩魚著「ブラッ クバスがメダカを食う」(宝島新書:660円)という本 です。秋月さんは渓流魚や淡水魚をテーマに自然を撮り 続けている自然写真家で、作品を撮り続けている中で 感じた、日本の湖沼での問題を提起したものです。  最近は、糸井やキムタクなどの影響もあって、ファ ッションでバスフィッシングを楽しむ人が増えてい るので、ブラックバスを知らないという人も少ない と思います。このブラックバスは、日本の淡水魚を 絶滅してしまうかもしれないという、大きな問題を かかえた魚でもあるのです。           日本には、アメリカザリガニやセイタカアワダチソ ウのように、アメリカから帰化して古来の生態系を 大きく変えてしまっている生き物がいろいろいます。 そのなかでも、ブラックバスは驚異の繁殖力と水中で の生態系の頂点に位置することにより、日本の自然を 大きく変えようとしているのです。        芦ノ湖に放流されたブラックバスは、繁殖力の旺盛 なところから、移植は禁止されていた魚でありまし た。しかし、誰かの手によって、違法放流が繰り返 し行われたことにより、アッという間に日本全国に 広がりました。同時に、本来その湖沼にすんでいた 魚達が姿を消すということになったのです。    特定の湖沼だけに限られていれば、それは問題にな らなかったでしょうが、事態の深刻さを考えずに個 人的な楽しみを優先した結果が、大きな問題になっ ているのです。                 将来、日本の川や湖沼では、ブラックバスしか見ら れなくなる可能性もあるということです。興味のあ る方は、ぜひ読んでみて下さい。        
10月22日 コンシューマ・ポータブルといわれて、以前からか なり話題になっていたiBook、触ってきました。16日 が発売日だったのですが、日光へ行っていたために 触ることができませんでした。          発売前の情報からは、かなりデカイ、重い、という ことでしたが、店頭でデザインを見る限りはそのよ うには感じません。しかし、実際にキーボードなど を操作すると、かなり大きく感じられます。    とても、デザインの処理がうまくできていて、パッ と見た印象では、とても薄く小さく感じます。99年 型PowerBookよりも、実際には大きいのですが、そ うは見えないのです。              このへんにAppleのこだわりを感じます。これがな くなってしまったら、Macintoshの魅力というのも なくなってしまいますからね。         このiBook、いまのままなら私は買わないでしょう。 ずっと使っていないiMacを売って、スペースを取ら ないiBookというのも考えたのですが、新型iMacの 価格を考えたら、下取りしてもいくらにもならない ようですから・・・。              ちょっと持って歩くにも、重いし大きい。それに、 外へ持っていくときには、データの受け渡しが必要 なこともあって、まだまだフロッピードライブは必 需品といえます。                あの重さにさらに荷物が増えるなんて・・・ やはり、Duoサイズの軽くて持ち運べるマシンが欲 しいと感じる、今日この頃です。        
10月21日 天気良かったですね。やっと過密なスケジュールも 一段落してきて、ホッとしているところです。   午後から、湘南海岸へ行ってきました。超望遠レン ズをもって、何か撮れるものはないかと探していた のです。                    超望遠レンズというと、遠くのものを大きく撮れる ものだと思っているでしょうが、それだけではあり ません。強烈な圧縮効果によって、迫力ある画面を 作り出すこともできますね。           とりあえず、太陽でも撮れればいいナァと思ってで かけたわけですが、真っ昼間の太陽を望遠レンズで まともにみたら、目がつぶれます(笑)。     それまでは、サーフィンやってる人とか、ボーっと しているオヤジを超望遠スナップしたりしていまし た。いま持って歩いているのは、キヤノンのEF600mm というばかでかいレンズですから、目立つこと。  外人のファミリーに声をかけられたり、なにか珍し いものでもあるんですか、と聞かれたり、いろいろ でした。                    肝心の夕陽はというと、地平線よりもすこし上のあ たりで雲に隠れてしまって、イメージ通りの撮影は できませんでした。こればかりは、思い通りにはい かないみたいです。               それにしても、レンズと三脚を合わせると、約12kg ですから、たいした距離を移動しなくても、疲れま すねぇ。あー、しんど!            
10月17日 写真教室の仲間達と奥日光へ行って来ました。私は 昨日、午前中に仕事があったのでちょっと遅れて到 着しましたが、着いたときには夕焼けが終わったば かりでした。現地にいたみんなはきっと撮影できた んだろうなと思っていたら、ギリギリで間にあわな かったそうです。チャンチャン!         天気が心配でしたが、ここのところすっかり天気に は恵まれています。朝から日が射して、いい作品が 撮影できたはずです(笑)。           しかし、アクシデントが起きてしまいました。なん と、雲台のカメラ座がなくなってしまったのです。 朝は3時半に起床、4時過ぎには宿を出発。まだ外 は真っ暗ですね。よく見えない道を、か細いライト の明かりを頼りにしにながら歩いていきました。だっ てバスに乗り遅れてしまったのですから・・・   赤沼茶屋から小田代が原までは約2kmの道のりで、 普通に歩けば30分程度のものです。でも、真っ暗な なかでは、思うように進めずけっこう時間がかかり ます。歩くのに、ほんとうに集中しなくてはいけな いのです。月明かりでもあれば、かなりらくだった でしょうが、あいにくいまは新月に近いはずです。 きっと、その時にネジが緩んで落ちてしまったので しょう。小田代が原について、撮影を始めようとし たときの、あのなんともいえない感じ。いつもと雲 台が、なんとなく違うんですよねぇ。       気がついたときには、これは困ったなぁとしか言えま せん。とりあえず、日が登るのを待って、手持ち撮影で しばらくは撮っていました。しかし、なかなか草モミジ がいいじゃないですか。これはなんとかして絞り込ん で撮影したいと思い、三脚から雲台を取り外して、そ こに直接レンズの三脚座を取り付けました。カメラの 向きや角度は、脚の長さをいろいろ変えたりして、調 節しました。けっこう使えるもんですね(笑)。   日中はかなり天気が良くなってくれたので、なんとか 手持ち撮影ですませてしまいましたが、ほんとビック リしました。                   でも、私が雨男という噂が立っていたのを、見事に挽 回できてよかったです(笑)。こんどは、本物の雨男 を探せ!企画でもやりましょうか?         帰りもたいした渋滞にはまることなく、無事に戻るこ とができました。今日、参加いただいたみなさんは、 ほんとうにお疲れさまでした。きっと、今頃は、布団 に入って、熟睡のことでしょうか。        
10月13日 今日も、天気には恵まれました。しかし、山の上から みると、ずいぶん下には雲があったようなので、雨が 降ったこともあったかもしれません。        朝は5時起床で、撮影の開始です。朝からすっきりと 晴れてくれたおかけで、予想以上にいい写真が撮れた のだと思います。やはり、紅葉はあまり見た目ほどき れいな葉がなくて、アップの撮影は厳しいところです。 しかし、ちょっと下に降りていくと、まだきれいな紅 葉はあったようです。今回はじめて行った場所なので なんとか来年また挑戦してみたいと思います。    そして、気になっているのが、この週末です。奥日光 へ撮影しに行きますが、かなり渋滞するだろうという ことと、どのていど紅葉していてくれるのかというこ とです。光徳のあたりはきれいだったそうですが、背 景として使えるということで、風景として撮影できる のかというと、別問題です。            戦場ヶ原あたりがきれいならば、風景的に撮影するこ とも可能ですが、タイミングよくいくかどうか。それ に、今回は電車で行くことになっています。いつもな ら大量の荷物を車に積んでいくことができますが、限 りがあります。                  日光に行く前には、教室をやってからなので、どんな 格好で行くのかも問題です(笑)。まさか、防寒着を 着込んで教室やるわけにもいかないですしね。    10月12日 天気予報が見事にはずれて、いい天気が続いてくれま した。吾妻連峰の浄土が原で撮影をしました。裏磐梯 へは、何度も来ていましたが、こっちへ足を伸ばすの は、初めてです。                 今年の紅葉は、やはりいまいちのようです。浄土が原 付近はもう紅葉のピークをすぎていて、色はきれいな ものの、葉が痛んでいるものが目立ちます。それでも 遠景で撮影できれば、かなりきれいだと思います。  風景を撮影するには、午前中というのが基本ですね。 浄土が原に到着したのが、朝の8時くらいでした。天 気の方はバッチリで、なかなか黄色い紅葉がきれいで した。ふだんはあまり広々とした風景を撮影すること がないので、いつもと違った撮影ができたと思ってい ます。                      今回は、FoxFireのカタログ用の撮影で来ているので すが、私は先に現地入りしていました。せっかくの時 間を無駄にはできないですからね。しかし、天気が崩 れるということで、本隊は急きょ日光方面へ向かうと いうことになったらしくて、夕方まで合流できなくな ってしまいました。                ここは携帯電話も繋がらないようなところなので、連 絡のとりようもなく、結果的にジッと待っている羽目 になってしまいました。              1日天気がよければ、さらに撮影しているはずだった のですが、フィルムも底をつきてしまい、天気も下り はじめたので、車で寝ていることになりました。   明日は、朝から撮影があります。雨が降らないことを 祈るばかりです。                 10月11日 いい天気でしたね。朝から五色沼を回ってみました。 しかし、紅葉にはまだはやく、一部のモミジやウルシ、 ナナカマドが色づいている程度です。        しかし、観光客は多く、広々とした風景は、なかなか 撮影しにくいというところでした。いつもは五色沼の ハイキングコース全体を回るのですが、あまり紅葉し ていないのと、途中にある水辺のところで水の腐った においで戻ってきてしまいました。勢いよく水の流れ ているところですが、水底には汚れた川で見られる堆 積物がみられました。昨年の夏に来たときにはなかっ たものですが、どうしてしまったのでしょう?    今年の紅葉は、裏磐梯を見る限り、あまりきれいには ならない感じがします。すでに、紅葉が始まるまえに 枯れている葉が目立つのです。いくらか色づいている ものもありますが、どうも、山一面がきれいになると いうのは期待できそうにありません。        午後は、グランデコ・スキーリゾートのあるデコ平と いうところから、すこし山を歩いてみましたが、やは り痛んでいる葉が目立ちます。途中でガイドの人とも 話しをしましたが、どうも今年はよくないということ でした。                     夏の猛暑や、そのあとの大雨がよくなかったのでしょ うね。何事も適度にということです。        明日、明後日とまだ福島に滞在することになっていま すが、残念ながら天気は下り坂のようです。仕事がひ とだらくしたら、また来てみたいと思います。    10月10日 世の中、3連休なのですね。おかげで道路も渋滞して います。本当は、昨夜あたりから撮影に出かけるつも りだったのですが、原稿が終わらなくてダメでした。 朝も慌てて残った用事を片づけて、裏磐梯へでかけま した。私の家からは、外環から東北道へのるが比較的 スムーズです。でも、甲州街道を走っていると、反対 方面(長野へ向かう方)は、かなり混んでいます。  幸い、環八もスムーズに進み、外環、東北道とすすむ ことができました。さすがに東北道はスムーズとは行 かず、宇都宮と那須塩原インターの手前で渋滞にはま りました。                    目的地の裏磐梯に着いたのは、夕方5時頃。あたりも 薄暗くなってきて、ロケハンさえもまともにはできま せんでした。とりあえず、紅葉にはちょっとはやいよ うです(笑)。うーん、困った。          今晩は、何もしていないので、車で寝ます。やっぱり 奥日光では初氷が観測されたとかで、寒いです。まぁ これが楽しくて写真撮ってるんですけど・・・。   明日は、いい写真が撮れることを祈って、おやすみな さいです。                   
10月6日 まだ相変わらず暑い日が続いていますね。 先日は10月というのに、セミが鳴いていま した。                 キヤノンクラブに入っている方は、すでに 見ていると思いますが、栗林さん、さすが 天才です!!!             あっ、なんのことだか分からない人もいま すよね(笑)。栗林さんといえば、昆虫の 飛翔を高速ストロボを使って写し止めたり つねにあたらしい映像をもとめている写真 家として、私の分野では神様的存在の人な のですが、またやってくれました。    クローズアップ撮影では被写界深度が浅く なって、ストロボを使ったりするのがあた りまえになっていましたが、栗林さんがこ の常識を打ち破りました。        自然光のみの撮影で、しかもパンフォーカ ス。さて、その秘密は・・・。      11月8日からキヤノンサロンにて「草間の 宇宙 未知の超深度接写」が開催されます。 そこで、すべては分かるはずです。ぜひ見 に行ってください。私ももちろん見に行き ます。                 久しぶりに、感動しましたねぇ。やっぱり 栗林さんは天才だ!          
10月1日 アッという間に10月になってしまいました。 しばらく更新をさぼっていたので、忙しいの かも、と思われたかもしれませんが、ここ数 日、ビデオを見たりしていたら遅くなってつ いということが多かったんですよね。    まったく、仕事をしていなかったというわけ ではなかったですが、ちょっと時間があった ので、気分転換にビデオを借りてきていたわ けです。けっこうたくさん見ましたよ。   機動戦士ガンダム劇場版3本、スターシップ ・トゥルーパーズ、アベンジャーズ、ツイス ター、ほかにも見ているのですが、全部はタ イトルを思い出せません(笑)。      ほんとうは全部映画館で見れればよかったの ですが、気が付くと終わっていたりしますか らね。                  いやぁ、いまさらながらガンダムは面白いで す。リアルタイムな世代ということもありま すが、よくできた作品だと思います。しかも その後にも、いろいろなシリーズが作られて いて、こっちはまったく見ていないので、ま た時間をつくって見てみたいものです。   しかし、そんなにのんきなことをいっている 場合でもないのですよね。茨城県東海村の放 射能漏れ事故はシャレにもなりません。   なんどか教室であの辺にいっているので、ち ょっと心配です。幸いなことに、放射能はそ れほど広がっていないようなので、これ以上 の大事にならないですむでしょう。ただ、放 射能は見えないだけにやっかいですね。   はやくきちんとしてもらいたいものです。