2014年11月分
11月1日(土)
地獄谷お猿さん撮影ツアーの一日目。紅葉が見頃の地獄谷でお猿さんの姿 をタップリ撮影できました。後半にはカモシカも姿を見せてくれて、なか なかよかったです。曇天でちょっと暗かったのでブレが目立ったのが残念 でした。明日はリベンジの二日目。今日の失敗を生かしてよりよい作品を 撮れるようにみんながんばりましょう!
11月2日(日)
地獄谷のお猿さん撮影ツアー二日目。朝は奇跡の青空も広がり、風景も 少し楽しめました。お猿さんの方もいろいろな表情を見せてくれて、た くさん撮影できました。今年は赤ちゃんが多いようで、かわいい姿も多 いので楽しいですね。ここのお猿さんは人との付き合い方を知っている ので、とてもいいと思います。明日も撮影が楽しみです。
11月3日(月)
地獄谷お猿さん撮影ツアーの最終日。雨という予報も吹き飛ばし、時間いっ ぱいまで撮影を楽しむことができました。今日はカモシカがかなり近くまで やってきてくれて最後をかざりました。それにひとつの被写体をしっかり撮 ることで、いろいろなものが見えるようなりますよね。参加したメンバーは ほかの被写体でも通用する大切なことを体験できたはず。またこのような撮 影ツアーを実施したいと思いますので、そのときはぜひご参加を。
11月4日(火)
10日ぶりに北海道へ戻ってきました。カラマツはもうほとんど落葉していて すぐにでも冬の景色になりそうな感じでした。もう大雪山周辺では積雪もあ るということなので、こちらも雪が近いのではないでしょうか。それでも紅 葉のある時期に積雪があるのも珍しくないので、ちょっと遅いといえるのか もしれません。この冬はどんな感じになるでしょうか。
11月5日(水)
ハクチョウもけっこうやってきていますね。いま見られるハクチョウは、水 面が凍るにしたがってまだ南へ渡っていく可能性がありますが、居残るもの と渡っていくものの違いはなにが原因なのでしょうね。しばらくはパッとし た被写体も少なくなる時期に入ったので、鳥や動物を探してみたいと思って います。やっぱり生き物を見ているのが楽しいですね。
11月6日(木)
暖かくなったり冷え込んだりを繰り返しているせいか、ふきのとうが顔を出 していました。こちらは温泉も多いので、温泉地の近くだとこのようなこと も今まで見ているのですが、まったく温泉がないところで出てきていたのは 初めて見たと思います。冷え込みにあたって傷んでしまっていたのですが、 この時期は蜜源がないので、アブが集まってきていました。太平洋側ではイ ワシが打ち上げられていて、どこも変な気候ですね。
11月7日(金)
写真教室のロケハンでシマリスに遊んでもらいました。もう冬眠してしまっ たかと思っていましたが、まだ冬眠の準備を一生懸命にしていましたね。ほ ほいっぱいに食べ物を蓄えて、森の中へ帰っていきました。雪がチラチラ降 るようになったので、長い冬を越すために、たくさんの食べ物が必要になる のでしょうね。また会えるのを期待しています。
11月8日(土)
札幌の旧道庁前広場では、まだ見頃の紅葉があります。イチョウは黄色くな っているもの、まだ緑のものなどあって、例年とはかなり様子が違う感じが します。今朝は水面に写りこんだ紅葉が面白くて、いろいろ撮影していまし た。水面の揺れ方次第でいろいろな歪み方を見せてくれて、飽きずにたくさ ん撮影してしまいました。
11月9日(日)
円山公園での撮影実習。エゾリスが何をしているのかなぁ?って樹の上から 見ていました。好奇心旺盛なまだ若い固体だったのでしょうか。しばらく眺 めてから、どこかに遊びに行ってしまいました。今日は残念ながらシマリス の姿は見られませんでしたが、もうしばらく活動しているものと思います。 本格的な冬もすぐそこまで来ていますね。
11月10日(月)
シトシトと雨が降っていたので、のんびりとしていました。撮影も家の前 だけで済ませてしまいました。季節的には冬に向けての端境期でなにもな いかと思っていましたが、ヤナギは春に向けてしっかりと準備を進めてい ましたね。小さな赤い芽ごとに水滴がついていて、きれいでした。雪が降 るのはもう少し先になると思いますが、寒いです。
11月11日(火)
もう彩りなんてないだろうなと思っていたら、まだキガラシが満開に咲いて いました。この時期まで頑張っているのも珍しいですね。これも数日で刈ら れてしまうのではないでしょうか。今朝の冷え込みもまあまあで、少し霜が 降りていましたが、真っ白とはいきませんでした。これからしばらく被写体 探しに苦労しそうです。いつも一緒の写真だと撮っていてもテンションあが らないですからね・・・
11月12日(水)
久しぶりに湿原を回ってみたら、タンチョウの親子がのんびりとしていました。 そろそろ給餌場に集まってくる時期ですが、その周辺では意外と数が少ないよう に思いました。気温が高いので、地面が凍らずに自然や畑のあたりでも十分に食 べ物があるのでしょうね。ここでも水がたまっているあたりに魚が集まっていた のか、何かを食べているようでした。
11月13日(木)
今日は風が強く日本海側では雪も降って荒れた天気になったようでした。道東 は日中雨が降りましたが、そのあと晴れ間も出てきて回復傾向。ちょっと撮影 にでかけたら、春のような景色を見つけました。最近は冷えたり暖かくなった りしていて、植物も戸惑っているかもしれませんね。こういう時期は本州で撮 影するとか、切り替えたほうがいいのかな。
11月14日(金)
釧路周辺も平地まで雪が降りました。日中にはすっかり融けてしまいました が、雪が降るのがけっこうはやいですね。今朝は水溜りにできた氷を撮影し てきました。いろいろな形があって面白いですが、水溜りは水がにごってい るところが多くてちょっと撮りにくかったですね。明日も冷え込むようで、 どんな景色が見られるでしょうか。
11月15日(土)
今シーズン初めて伊藤サンクチュアリで撮影してきました。先日行ったときは まったくタンチョウの姿がなかったのですが、今朝はかなり冷え込んだので地 面が凍って餌が捕りにくくなり給餌場に集まってきたようです。これから本格 的に給餌場でのタンチョウシーズンが始まりますね。明日も冷え込むようなの で、たくさん集まってくると思います。でも、人も集まってくるようになるの だろうな・・・
11月16日(日)
今日は日中もあまり陽射しがなくて寒かったです。ちょっと小鳥などを撮影 してみました。まだ近所の池は水鳥も数が少なく寂しい感じがしましたが、 じっとしていると間近に小鳥がやってきて楽しませてくれました。冷え込ん できたといってもまだ本格的なところまでは行かないので、もうしばらく身 近なところから被写体を探してみたいと思います。
11月17日(月)
パッとしなくてこれといった景色を見つけることができないまま一日が終わ ってしまいました。今夜はダブル流星群のようですが、こちらも雲が多くて 見られない感じがします。峠を越えると雪も積もっているようなので、また 遠出したほうが目先も変わるでしょうか。さすがに8年いると地元の景色が 見慣れたものになってきてしまっていますね。
11月18日(火)
最近朝は氷点下になることが多く、霜もそれなりについて地面は白くなって いますね。光が当たってからの方がきれいなのですが、すぐに解けてしまう のでなかなかタイミングが難しいです。もう少し落ち葉に色が残っていると きに撮影できればよかったのですが、今シーズンはタイミングを逃してしま った感じがします。霜がつくのを期待して、秋は草刈をしなかったのですが 意外と思ったような景色にはなりませんでした・・・
11月19日(水)
タンチョウを撮影して日が沈んだあと、ちょっとだけいい色に焼けてくれまし た。このときにタンチョウが飛んでくれたらいいのですが、様子を見ている限 り日没にタイミングが合うような感じではありませんでした。最近はタンチョ ウの行動パターンも変わってきているようなので、昔撮れた写真も今は撮れな いということが多くなるように思います。でも、いまの写真を撮ればいいので すよね。
11月20日(木)
今日は日中パッとした景色に出会えませんでしたが、夕方にいい表情を見せ てくれました。このところ、連日夕方がいいですね。一気に日が短くなって いるので、午後はなんかあわただしく感じます。冬至まであと一ヶ月。まだ まだ日が短くなるのですよね。今年はまだ体が寒さに慣れていないので、早 く慣らしておかないといけませんね。
11月21日(金)
今日も伊藤サンクチュアリへ。天気予報は曇天となっていたのですが、午後 から晴れてきたのでまた出かけてしまいました。まだ雪はないのですが、い まから行動を見ておくと、撮影のときに次の行動を予測しやすくなりますし 行動パターンも把握できますよね。いきなり現場に行って撮れるなんて運が よくないとないのですよね。
11月22日(土)
天気がまた読めず、急に晴れてきたので近場に出かけてきました。気温が高 く春のような感じでしたね。空気のにおいも春っぽい感じがしました。ハク チョウもこのタイミングで体をきれいにしておこうと思ったのか、水浴びを していました。今年は気温の変化が激しくてなんとも困りましたね。どれが 例年並みなのか分からなくなってきました(笑)
11月23日(日)
今朝は朝霧の景色を楽しむことができました。釧路ではこういう景色が普通 と思われていますが、最近はそうもいかないことが多くなったように思いま す。牧草地のなかできれいであっても、なんか盛り上がらなくなりました。 もっと自然が残っている中でこういう景色を見たいものです。いま、日本の なかで本当の自然を見られるところはどこなのでしょうね・・・
11月24日(月)
日中は家で仕事をして、夕方屈斜路湖でハクチョウの様子を見てきました。 だいぶ数も増えていて、にぎやかになってきましたね。連休ということもあ って、観光客もポツポツとやってきていて間近までやってくるハクチョウの 姿を楽しんでいました。千葉の方では鳥インフルエンザが出ていたようです が、北海道では大丈夫でしょうか。人が近づくことができないような状況に ならないことを願っています。
11月25日(火)
今朝は雪がしっかり降って、地面も少し白くなりました。そのあと陽射しが 出てきたらすぐ融けてしまいましたが、もう本格的な冬になったということ ですね。さすがに服装も冬装備に切り替えていかないといけない感じがしま した。まだ雪がしっかり積もっていない路面がいちばん滑りやすいので、移 動にも注意したいと思います。
11月26日(水)
釧路川沿いでオオワシの姿をみかけました。釧路川にサケがあがってきて いたときは、けっこうたくさんいたのですが、最近はまったくといってい いほど遡上してこないので、オオワシが来たのは久しぶりです。サケも人 間が独り占めしないで、動物にも別けてあげればいいのになぁと思います が、難しいのでしょうか。欲張ってみてもいいことはないと思うのです。 この頃は神様が怒ったのか、サケ自体がやってこなくなっていますけれど ね・・・。
11月27日(木)
今日はこの子にかかりっきりでした。くちばしの先にゴムがはまってとれなく なっているようで、食事ができないので心配です。とりあえず、環境省や関係 各所の方々に確認してもらい、今後の対応をしていただくことになりました。 広い範囲を移動していて飛ぶこともできるので、かんたんに捕獲してゴムをは ずしてやればいいというわけにはいかないようです。人間のそばで暮らすよう になったからこういう事故が起きてしまうんですよね・・・。もっと人と関わ らず暮らせる環境を作ってあげられるといいと思うのですが。
11月28日(金)
今シーズン初の音羽橋。時間的に遅かったので様子を見るだけだと思って いたのですが、橋の上にあがると同時にタンチョウが姿を見せてくれまし た。中須がなくなって少し様子が変わったのですが、今シーズンもいい景 色を見せてくれるでしょうか。最近のタンチョウはなかなか手ごわくなっ ているように思います。今朝はカラスにだまされたし・・・
11月29日(土)
都内の紅葉、見頃のところが多いですが、よく見ると痛んでしまっていると ころが多いようです。寒暖の差が大きいので、仕方ないのでしょうか。アッ プで撮りにくいのが困りますね。広めの風景的に撮影すると、変化をつける にはアップで撮るのがいいのですが。そういえば、東京の紅葉が見頃という 話はあまり聞かないですね。混雑するからあえて報道しないのでしょうか?
11月30日(日)
東京は紅葉が見頃。モミジも色づきがよく日比谷公園ではたくさんの人がカ メラをもって撮影していました。上京したときにはいつも日曜日の午前に寄 っていくことが多いのですが、いつになくたくさんの人がいてびっくりしま した。今日のギンザスナップス撮影会も楽しんでいただけて、よかったと思 います。また開催したいですね。