東屋の屋根や腰掛けを画面に入れて撮影したことで、昇仙峡のもうひとつの景色をうまく表現 することができています。四角い枠のなかに紅葉を見せているので、視線も色鮮やかなモミジ に集まっていきますし、ホッとできる空間としてまとまって雰囲気ができあがっています。こ のときはちょうど屋根の内側に地面から反射した光が入っていたので、適度に屋根の雰囲気を 表現できているところもうまいですね。このような場所であれば、腰掛けに座っている人物な どが入っていてもいいと思いますね。