風が強くて凍った湖面の上では雪が風に飛ばされてうっすらと霞んでいるような寒い朝。ハクチョ ウもまだ目覚めていないものがいて、風を避けるような仕草がその寒さを伝えてきます。この写真 は湖面の雪が作っているグラデーションのおかげで、とても奥行きを感じられる画面構成になって います。手前のハクチョウを視点のスタートとして、自然と奥へと視点が移動して行きます。せっ かくなので、山の稜線を見せてもいいのではと思うのですが、そのようなカットは撮影していなか ったでしょうか?